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日常が静かに整う 安らぎのしつらえ

お家で行う茶道は、
「道具が揃ってから始めるもの」ではありません。
いまの自分の“気持ち”で空間を整え、
一杯の抹茶をとおして、心の波を静かにととのえていく右脳のお稽古です。

畳がなくても、正式なお道具がなくても大丈夫。
湯気が立つ瞬間の“気”、茶碗をそっと手にしたときの“空間の密度”に意識を向けるだけで、
あなたの部屋は、ふわりと小さな茶室へと変わります。

「気を整える」ことから始まる右脳の茶道

お湯を沸かす前に、胸の前に淡金色の光をそっと描くようにイメージします。
その光が
手のひら → 茶碗 → お湯 → 部屋全体
へと流れていく感覚。

この“光の流れ”が右脳を静かに開き、
心の奥に波打つやわらかな静けさを呼び戻します。

特別な道具は不要 ― 今あるものすべてが“道具”になる

お気に入りのお茶碗

 

 

小さめの丸いお盆


ポットや急須

茶杓代わりのスプーン


茶筅

 

約28×27cmの布
約30×15cmの布


入門クラスは、この程度の道具で充分に楽しめます。
茶道の本質は「完璧な形」ではなく、
いまここにいる自分をていねいに扱う姿勢にあります。

お点前のコツは、所作よりも“空気の扱い方”

気功的な茶道では、
茶碗の置き方よりも、
茶碗のまわりに生まれる静かな空気を大切にします。

動作は小さく、ゆっくり、やわらかく。
その“ゆっくりさ”が心の波を静かに鎮め、
やがて空間の気がひとつにまとまっていきます。

一服の抹茶が、家全体の波動を軽くする

抹茶を点てていると、
泡のひと粒ひと粒が淡金の光をまとって輝くように見えることがあります。

それは、あなたの右脳が
“静けさのエネルギー”を受け取り始めたサイン。

飲み終えるころには、
家の空気がふわりと軽く、柔らかく広がっているのを感じるでしょう。

【講座のご案内】
女性向け・右脳で味わう茶道クラス

入門クラス(Zoomによるオンライン稽古)

道具が揃っていない方向け
毎月 第1・3水曜日 19:00〜19:50

茶碗や布がなくても大丈夫。
まずは「空間の気の扱い」から、ていねいにお伝えします。

初級クラス

ある程度道具が揃っている方向け
毎月 第2・4水曜日 19:00〜19:50

右脳的なお点前、空気感のつくり方をより深く学びます。

✦ 体験のお申込みはこちら


体験 2000円

毎日練習できるアーカイブ動画つき

参加クラスに合わせて、
その日の稽古を“右脳で理解しやすい構成”で編集した動画を配布。

忙しい女性でも、
自分のペースで静けさを取り戻せるように設計されています。

各クラスのご紹介

入門クラス
初級クラス
初級・中級クラス
四ケ伝・茶通箱クラス
奥伝クラス
茶の湯気功クラス(初級〜上級・茶道の先生にも好評)
プライベートレッスン(別料金)

2025年12月05日

柄杓のねぢは肘よりぞする

 

 

「湯を汲みて茶碗に入るゝ其時の 柄杓のねぢは肘よりぞする」
——この古訓を女性向けの右脳的・波動的・エレガントな解釈でお届けします。

 


右脳で読む「柄杓のねじは肘より」
形ではなく、“波”で起こす動き

この一句は、
「柄杓のねじりは手首ではなく、肘から始まる」
という茶道の基本を伝えています。

左脳的に読むと、
「肘から回しなさい」
という単なる技術の説明。

でも、右脳的に読むとまったく別の世界が開きます。

右脳解釈
—— 肘は“湯の波”とつながる中心点

柄杓をひねる動きは、
手首でくるっと回すと“技”になります。


けれど肘から静かにひらくと、
その動きが身体の中心線(丹田)から湧き上がる波となり、
湯の表面にまで“静けさの円”が伝わります。

手首の技

・小手先の動き
・人の視線を意識している動き
・「どう見られるか」という外向きの波

肘からの波

・丹田とつながる動き
・肩〜肘〜手首が一本の“光のライン”でつながる
・湯の波を乱さず、空間ごと整える動き

右脳が見る世界

柄杓をひねる瞬間、
肘の内側に、すっと金の細い光が流れるように感じます。

その光は丹田から上がり、肘を通り、
柄杓の先に集まって、
湯を「運ぶ」のではなく、湯の“気”をそのまま移す。

つまり、

湯の波動を保ったまま茶碗へお迎えする動作

になります。

手首で回すと“湯を扱う人間の都合”が出ます。

しかし肘からひねると——
湯と自分の波が同じ高さに揃い、
茶碗と柄杓と湯がひとつの円になる。

その円を右脳は感じとっています。

 

女性と「肘のねじ」

女性は、
直線的な力よりも、
“円を描く力”が本質です。

 

肘からひらくねじりは、

・柔らかさの中にある芯
・静けさの中の強さ
・優雅さの中の深度

を自然に生み出し、
女性特有の「ふわりとした波の美しさ」を最大限に引き出します。

 

 



それは茶道が求める「静の美」と一致します。

2025年11月27日